WEKO3
アイテム
ラビリンチュラ類を特徴づけるボスロソームと外質ネットに関する細胞学的研究
https://doi.org/10.14990/00002419
https://doi.org/10.14990/00002419d6263d98-6824-4de8-9e66-fed50571182d
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||
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公開日 | 2017-06-12 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | ラビリンチュラ類を特徴づけるボスロソームと外質ネットに関する細胞学的研究 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Cell Biological Study on Bothrosome and Ectoplasmic Net System Characterizing Labyrinthulomycetes. | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題 | ラビリンチュラ類 | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 微細構造 | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 鞭毛装置 | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 免疫電子顕微鏡法 | |||||
キーワード | ||||||
主題 | アクチン | |||||
キーワード | ||||||
主題 | セルラーゼ活性測定 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ | doctoral thesis | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.14990/00002419 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | open access | |||||
著者 |
岩田, いづみ
× 岩田, いづみ |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 無色単細胞真核生物であるラビリンチュラ類は,基質に付着する外質ネットとこれを展開するボスロソームによって特徴づけられている。しかし,これらの詳細な構造や機能など基本的な情報は乏しい状況であった。そこで,ボスロソームと外質ネットを理解することを目的に,Schizochytrium aggregatumを材料として,まずは遊走細胞が栄養細胞になる着生過程におけるボスロソームの形成過程の観察から,ボスロソームに関与するオルガネラを探索し,アクチンとの関係性についても観察を行った。 遊走細胞の着生過程において,鞭毛を取り込んだ直後の球形化した段階で,前鞭毛基底小体の前方の位置に,ボスロソームが初めて観察された。その配置は,2つのゴルジ体に近い位置であったことから,ゴルジ体とボスロソームとの間には密接な関係があることが推察された。次に,抗アクチン抗体を用いた間接蛍光抗体法および,免疫電子顕微鏡法による観察から,ボスロソームの隔壁様の電子密度の高い構造は,アクチン重合核ではなく,別の機能をもつことが示唆された。 さらに,外質ネットの形態と機能の関係性について明らかにするため,外質ネットからの分解酵素の分泌に着目し,様々な培養条件下で異なるセルラーゼ活性状態と外質ネットの形態を観察した。その結果,栄養源の種類によってセルラーゼの活性には差があり,基質に付着した太い外質ネットでは,強いアクチンの局在とこれまでに観察されていない微細構造の出現を確認した。また,微細藻類を栄養源とする条件で,外質ネットからのグルコースの取り込み速度の上昇が見られたことから,外質ネットは分解酵素の分泌だけでなく,状況に応じて外質ネットの形態変化を伴って,基質の感知や栄養の吸収といった,様々な機能を持つことが示唆された。 |
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学位名 | ||||||
学位名 | 博士(理学) | |||||
学位授与機関 | ||||||
学位授与機関名 | 甲南大学 | |||||
学位授与年度 | ||||||
内容記述 | 平成28年度(2016年度) | |||||
学位授与年月日 | ||||||
学位授与年月日 | 2017-03-31 | |||||
学位授与番号 | ||||||
学位授与番号 | 甲第98号 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR |