@article{oai:konan-u.repo.nii.ac.jp:00004144, author = {今井田, 貴裕 and IMAIDA, Takahiro and 福井, 義一 and FUKUI, Yoshikazu}, journal = {心の危機と臨床の知}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 健康生成論(Antonovsky, 1979)では,首尾一貫感覚(Sense of Coherence; SOC)が汎抵抗資源(General Resistance Resources ; GRRs)を動員することで,効果的なストレス対処が可能になると仮定されている。ところが,SOC が心身の健康に及ぼす効果を検討した先行研究は多いのに対して,GRRs についての検討は不十分である。本研究では,Antonovsky(1979)が健康生成モデルで仮定したGRRs の6領域の分類の妥当性と,GRRs の各領域がSOC の各下位概念に及ぼす影響について検討した。質問票調査に回答した一般大学生197名のデータを使用した。因子分析により,Antonovsky(1979)が仮定したGRRs の分類に近い5領域モデルが妥当であると判断された。さらに,構造方程式モデリングによって,GRRs のいくつかの領域はSOC の各下位概念に異なる影響を及ぼすのに対して,それ以外のGRRs はいずれにも影響しないことが分かった。以上から,GRRs の各領域がSOC に及ぼす影響を検討する際には,GRRs の全領域を測定し,互いに他の影響を統制する必要があることが示唆された。}, pages = {1--21}, title = {健康生成モデルにおける汎抵抗資源(GRRs)の分類の妥当性の検討および首尾一貫感覚(SOC)の形成に寄与するGRRs の特定}, volume = {23}, year = {2022}, yomi = {イマイダ, タカヒロ and フクイ, ヨシカズ} }