@phdthesis{oai:konan-u.repo.nii.ac.jp:00003394, author = {多湖, 雅博 and TAGOO, Masahiro}, month = {2020-03-12, 2019-06-27}, note = {平成30年度(2018年度), application/pdf, 本論文はメンタルヘルス対策として組織開発を用いた定量的な実証研究である。  本論文の目的はAppreciative Inquiryを実施することによって、ワーク・エンゲイジメントが向上するのか、その要因は何かについて明らかにすることである。  本論文は7つの章から構成されている。序章では、本研究の背景と目的を述べている。本研究の背景としては、昨今社会的な問題となっている職場のメンタルヘルスとその従来の対応策についてアンチテーゼを示し、新たなメンタルヘルス対策として、Appreciative Inquiryの適応可能性について述べている。  第1章および第2章では、Appreciative Inquiryとワーク・エンゲイジメントの両概念のレビュー通じ、Appreciative Inquiryとワーク・エンゲイジメントの特徴が明らかにされている。その結果、Appreciative Inquiryはワーク・エンゲイジメントを向上させる可能性があり、その要因としてメンバーの関係性が挙げられるのではないかと考えられた。第3章では、Appreciative Inquiryとワーク・エンゲイジメントの両概念の関連についてまとめ、6つの仮説を導出している。第4章および第5章は、第3章で導出された仮設の検討を実施している。第4章では、Appreciative Inquiryがワーク・エンゲイジメントを向上させるためのアプローチとして有効か否かについて、2つの事例を通じて検証している。その結果、Appreciative Inquiryはワーク・エンゲイジメントを向上させることが実証された。第5章では、Appreciative Inquiryがメンバーの関係性を良好なものにさせるためのアプローチとして有効か否か、メンバーの関係性とワーク・エンゲイジメントとの間にはどのような関連があるのかについて、前章とは異なる2つの事例を通じて検証している。その結果、Appreciative Inquiryがワーク・エンゲイジメントを向上させる要因は、メンバーの関係性であることが一部実証された。終章では、全体のまとめと考察が行われ、本研究を通じて明らかになったインプリケーションや今後の課題について議論されている。}, school = {甲南大学}, title = {Appreciative Inquiry がワーク・エンゲイジメントに及ぼす影響に関する研究 -メンバーの関係性に注目して-}, year = {}, yomi = {タゴオ, マサヒロ} }