@article{oai:konan-u.repo.nii.ac.jp:00002405, author = {永廣, 顕 and EHIRO, Akira}, issue = {3・4}, journal = {甲南経済学論集, Konan economic papers}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 郵便局売出は1920年度の開始当初から不振であり, 国債価格の低迷が続く中で公募も減退していた。これを補うために預金部引受が増額され, 1925・26年度には公募は中止となり, 郵便局売出と預金部引受が主な発行方式となった。その後, 1927年の金融恐慌を契機に, 金融市場が「変態的金融緩慢」といわれる状態となって国債価格が急騰したことに対応し, 1927・28年度には公募が再開された。その一方で, 郵便貯金残高の急増により, 預金部資金が急増したことから, 公募以外の大部分が預金部引受となり, 郵便局売出は中止となった。だが, 1928年後半以降, 金解禁実施の思惑等により国債価格が急落したため, 1929年度から31年度には公募は再び中止となった。こうして,新規国債の発行方式は, 政府資金である預金部引受にのみ依存せざるをえない構造となった。}, pages = {107--127}, title = {国債の郵便局売出の開始(補論) : 第一次大戦後の日本における国債発行方式の転換}, volume = {57}, year = {2017}, yomi = {エヒロ, アキラ} }