@article{oai:konan-u.repo.nii.ac.jp:00002400, author = {平井, 健介 and HIRAI, Kensuke}, issue = {3・4}, journal = {甲南経済学論集, Konan economic papers}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本稿は, 日本植民地の産業化を支えた技術者がどのように供給されたのかを明らかにするため, 台湾の製糖業を取り上げ, 総督府の研究機関および製糖会社に所属した技術者を考察した。第1 に, 技術者の供給源について, 総督府の研究機関の全技術者, 製糖会社の上層技術者を対象に調査し, 製糖業で必要とされた3 つの技術体系(誘引技術, 蔗作技術, 製糖技術) のうち,蔗作技術者の上層人員は北大によって, 基層人員は九州の農学校によって主に供給され, 製糖技術者の上層人員は東京高工と大阪高工によって主に供給されていたことを明らかにした。また, 技術者の供給ルートについて, 製糖会社の技術者確保にとって新卒者の採用に加えて研究機関の基層人員の中途採用が重要であったこと, 研究機関が「技術者のポンプ」(「外地特典」と「昇進の二重構造」を通じた非北大閥技術者の吸排) として機能していたことがそれを可能としていたことを指摘した。}, pages = {1--30}, title = {日本植民地の産業化と技術者 : 台湾糖業を事例に(1900-1910年代)}, volume = {57}, year = {2017}, yomi = {ヒライ, ケンスケ} }