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『ドロヘドロ』の母なる空間 ―心の空間的表現とビオンのベータスクリーン―
https://doi.org/10.14990/0002000681
https://doi.org/10.14990/0002000681f1ff81cc-e689-4970-bcfb-903752b56c9d
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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| Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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| 公開日 | 2025-04-12 | |||||
| タイトル | ||||||
| タイトル | 『ドロヘドロ』の母なる空間 ―心の空間的表現とビオンのベータスクリーン― | |||||
| 言語 | ja | |||||
| 言語 | ||||||
| 言語 | jpn | |||||
| 資源タイプ | ||||||
| 資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
| ID登録 | ||||||
| ID登録 | 10.14990/0002000681 | |||||
| ID登録タイプ | JaLC | |||||
| アクセス権 | ||||||
| アクセス権 | open access | |||||
| 著者 |
田中, 雅史
× 田中, 雅史 |
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| 抄録 | ||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||
| 内容記述 | この論文では,芸術表現と精神分析療法を「心の空間」という点から比較するというテーマの一環として,林田球のマンガ『ドロヘドロ』を取り上げる。『ドロヘドロ』は人間のもつ「矛盾」や,混沌の中の安らぎを,空間的に視覚化して描いている作品である。舞台となる二つの世界を繋ぐ「ドア」をはじめ,精神分析家のビオンのいう「ベータスクリーン」のモデルのように,無意識の内容物が意識へと素通しになるという状況が,『ドロヘドロ』には様々な場面でみられる。主要キャラクターのカイマンやカース,さらには路地,廃物湖の液体や迷宮的な建築物などの表現が幼児期の体験と結びついたものだとすると,『ドロヘドロ』で描かれている世界は「母なる空間」であるともいえるだろう。 | |||||
| 書誌情報 |
ja : 甲南大學紀要.文学編 en : The Journal of Konan University. Faculty of Letters 巻 175, p. 3-12, 発行日 2025-03-30 |
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| 出版者 | ||||||
| 出版者 | 甲南大学文学部 | |||||
| ISSN | ||||||
| 収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
| 収録物識別子 | 04542878 | |||||
| 書誌レコードID | ||||||
| 収録物識別子タイプ | NCID | |||||
| 収録物識別子 | AN00084642 | |||||
| 著者版フラグ | ||||||
| 出版タイプ | VoR | |||||
| 出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||