@article{oai:konan-u.repo.nii.ac.jp:02000169, author = {NAKAJIMA, Toshiro and 中島, 俊郎}, journal = {甲南大學紀要.文学編, The Journal of Konan University. Faculty of Letters}, month = {Mar}, note = {かねてから筆者はカリカチュアに文化史的素材として関心をいだいてきた。そこで大英博物館で2015年2月5日から8月16日まで,ワーテルロー戦勝200周年を記念して開催された「ナポレオンとイギリス展」に一週間近く通い,所蔵されている諷刺画(カリカチュア)をリサーチし,学芸員たちと意見の交換もした。これまで諷刺画の流通経路が判然としなかったが,ヨーロッパでの販路も開拓されていて,イギリスで制作された諷刺画が言語・文化の障壁を超え,政治,社会情勢にまで影響を与えていることが明らかになった。ヨーロッパ大陸で交戦されたナポレオン戦争は,まさに諷刺画によるプロパガンダ戦ともいえた。本論は,諷刺画家ジェイムズ・ギルレイを主軸として,プロパガンダとしての諷刺画の文化史的な意義とメディアとしての機能を追究するのが目的である。}, pages = {43--54}, title = {カリカチュアの文化史}, volume = {174}, year = {2024}, yomi = {ナカジマ, トシロウ} }