@article{oai:konan-u.repo.nii.ac.jp:02000011, author = {ISHIDA, Isao and 石田, 功}, issue = {1・2}, journal = {甲南経済学論集, Konan economic papers}, month = {Sep}, note = {本稿は,実現GARCH モデルによるVIX 指数プライシングのHansen et al.[2022]の方法を日経ボラティリティ・インデックスのプライシングに適用した石田[2022b]の実証分析を発展させる標本外パフォーマンス評価の結果を報告するものである。主要な発見は次のとおりである:① プライシング誤差低減を直接,目的関数(モデル推定の尤度関数)に含めるアプローチは標本内フィットの向上だけでなく,標本外のパフォーマンス向上効果も大きい,② 日経平均株価リターン・データだけを用いて比較的短期間の移動窓方式でEGARCH モデルを推定する場合,持続性のパラメータの推定値が1 に近い値となり,結果的にVIX 理論値がオーバーシュートしてしまいパフォーマンスが悪くなることが多い,③ ボラティリティの日次実現測度をモデルに取り込む実現GARCH モデルもパフォーマンス向上に繋がる可能性が高い,④ 純ボラティリティ・リスクプレミアム項を含むモデルは最近,その重要性が低下しているように見えるが,以前は有効であった可能性がある。}, pages = {29--42}, title = {[研究ノート] 日経平均ボラティリティ・インデックスのプライシング: GARCH型モデルの標本外パフォーマンス}, volume = {64}, year = {2023}, yomi = {イシダ, イサオ} }